1分で目元のクマを消す!しつこいクマの原因と対策!

目元のクマの原因と対策

なかなか消えないクマで、いつも疲れ顔になっていませんか?

ファンデーションやコンシーラーでも上手く隠れないと、気分まで下がってしまいますね。

 
実はお出かけ前の短時間で、しつこい目のクマを簡単に消す方法があるのです。

今回は目のクマの原因と、短時間で解消する方法を紹介します。

どうして目のクマができるの?


一口に目のクマと言っても、その原因は色々あります。

原因1 疲れや睡眠不足

目にクマができている人を見ると、「お疲れ気味かな?」と思いますね。

実際、睡眠時間が足りなかったり、疲れやストレスが溜まっていると、目のクマができやすくなります。

 
疲れやストレスが溜まると、顔全体の血行が悪くなって酸素が欠乏し、血液内のヘモグロビンが青黒く変色します。

体調が悪いと顔色が悪くなりますが、目元は皮膚が薄いため、こういった体調の変化がすぐにクマとなって出てしまうのです。

 
疲れや睡眠不足だけでなく、生活習慣の乱れや運動不足、冷えなども、血行不良による目のクマの原因になります。

原因2 外部からの刺激

紫外線による刺激や自分で目を強くこする事も、目のクマの原因になります。

皮膚は紫外線などの刺激が加わると、強い刺激から肌を守ろうとしてメラニンを多く生成します。このメラニンが茶色のクマの原因となるのです。

 
このタイプのクマは、肌のターンオーバーによってメラニンが排出されることで改善します。

しかし肌の不調でターンオーバーが滞ったり、メラニンの生成に対してターンオーバーが間に合わないと、クマが解消されず、長く残ってしまいます。

原因3 アイメイクによる色素沈着

目元のメイクをしっかり落とし切らないと、色素沈着が起きてクマの原因になります。

目の下だけでなく、目の上側にも茶色のクマが広がっている場合は、アイメイクが原因の可能性が高いです。

 
ただしこれは、化粧品に使われている顔料が、肌に染みついている訳ではありません。

目元に残った化粧品の成分が酸化し、メラニン色素を作り出す「メラノサイト」を刺激することでメラニンが過剰に生成されるため、クマができるのです。

 
アイメイクをきれいに落とすことで色素沈着を防げますが、クレンジングで目を強くこするのはNGです。

できるだけ刺激の少ない方法で、しっかりアイメイクを落とす工夫が必要です。

原因4 目元の乾燥

目元の乾燥もクマの原因になります。乱れた角質が肌に影を落とすため、目元が暗く、くすんで見えるのです。

しっかり保湿されて潤った肌は、光を跳ね返して明るい印象を与えますが、乾燥した肌は光を跳ね返すことができません。

 
また目元の乾燥は、たるみや小じわの原因にもなります。

たるみや小じわも目元に影を作るため、実際は肌が黒ずんでいる訳ではないのに、目の下が暗く見えるのです。

関連記事: 冬のスキンケアが大事な理由は?乾燥肌は老化の入り口!

原因5 加齢

年齢を重ねて顔の筋肉が瘦せ衰えると、ほほの筋肉が落ちて目の下(ほほ骨の上の部分)にくぼみができます。

この部分が眼球の陰になって、大きなクマができるのです。

 
また加齢により肌のハリが失われると、まぶたや目の下の皮膚がたるみます。

まぶたがたるむと目の下の影になる部分も大きくなり、余計に暗い印象を与えてしまいます。

 
下の表は、ここまで紹介した目のクマの原因をまとめたものです。

目のクマを今すぐ消すには?


目のクマを治すには、肌のターンオーバーを促してメラニンを排出したり、目元の乾燥やたるみを防ぐケアが大切です。

とはいうものの、これらのケアは毎日継続して行うことが大切で、すぐにクマが改善するものではありません。

 
しかしこれ以外に、速攻でクマを改善する方法もあります。

「今すぐにクマを治したい!」という人は、以下の方法を試してみましょう。

血行不良を改善する

青黒い、血色が悪いようなクマの場合は、目元の血行不良を改善しましょう。

目元を温めたり、マッサージすることで目元の血行が良くなります。

 
目元を温める場合は、濡らしたタオルを1分ほど電子レンジで温めたものを使いましょう。

時間に余裕がある場合は、温かいタオルと冷たいタオルを交互に使うことで、より効果が出やすくなります。

 
目元をマッサージするときは、目頭から目尻にかけて、ゆっくりとまぶたを指で押します。

ゴシゴシとこすったり、強く押しすぎないように気を付けてください。

 
これらのケアはアイメイクが崩れてしまう可能性があるため、お化粧前に行うことが理想的です。

外出先などで目のクマが気になる場合は、目を上下左右に大きく動かしたり、肩や首の凝りをほぐすことでも血行改善に繋がります。

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角質ケアをする

目元のくすみが気になる場合は、ピーリングジェル等で角質ケアをしましょう。

本来であれば、目元のくすみは肌の代謝によって自然に排出されます。

 
しかしターンオーバーが乱れると、肌の表面に角質層が重なり、よりくすんで見えるのです。

市販のピーリングジェルや、角質除去ができるクレンジングオイルを使うと、余分な角質を取り除くことで肌のくすみが改善します。

 
また目元の角質ケアは、肌の乾燥を防いだり、ターンオーバーを促す効果もあります。

ただし使用できるピーリングジェルは、フェイスケア用のものに限ります。

 
ボディ用のピーリングジェルにはスクラブ(角質を削るための固い粒子)が入っているものが多く、目に入ると大変危険です。

肌のキメを整える

乾燥が原因でクマが目立つ場合は、目元をしっかり保湿しましょう。

肌のキメが乱れている場合は、保湿の前に角質ケアをすると、保湿成分がより浸透しやすくなります。

MEMO
目元を保湿する場合は、通常のスキンケア化粧品よりもアイクリームがおすすめです。(アイクリームについては後ほど詳しく紹介します。)

 
下の表は、すぐにできる目のクマを消す方法をまとめたものです。

目のクマを予防しよう!


ここまでご紹介した通り、目のクマを短時間で解消する方法はいくつかあります。

しかし根本的な原因を解決しないと、いつまでも目のクマで悩み続けることになります。

 
できてしまった目のクマを治すよりも、クマができないようにケアする方がずっと大切です。

ここでは目元のクマを予防する方法を見ていきましょう。

予防1 普段のスキンケアを見直す

洗顔やクレンジングの時に、目元をゴシゴシこすり過ぎていませんか?

目元をこすり過ぎると肌荒れや小じわ、たるみの原因となるだけでなく、強い刺激によってメラニンが生成されやすくなります。

 
しかし、こすり過ぎはいけないからと言って、目元にアイメイクが残ったままでも、目のクマができる原因になります。

お湯で簡単に落とせるタイプの化粧品を選んだり、目元になじませるだけで簡単にメイクオフができるクレンジング剤を選びましょう。

予防2 紫外線を避ける

目元の皮膚は薄いため、顔の他の部分よりも紫外線の影響を受けやすくなります。

顔や腕を見て「日焼けした!」と感じたら、目元はそれ以上に紫外線のダメージを受けていると考えてください。

紫外線対策に日焼け止めを使うのは大前提ですが、目元はメイクをするため、こまめに日焼け止めを塗り直すことができません。

帽子や日傘、サングラスなども使って、上手に紫外線を防ぎましょう。

関連記事: その方法、本当に合ってる?化粧品の正しい使い方をおさらい!

予防3 規則正しい生活

目に青っぽいクマができやすい人は、生活習慣を見直すだけでクマが改善する可能性が高いです。

睡眠時間が十分でなかったり、バランスの良い食事が摂れていない人は、毎日少しずつでも改善していきましょう。

 
また疲れやストレスが溜まりやすい人は、意識してリフレッシュできる時間を作るようにしましょう。

心身ともにリラックスすることで全身の血行が良くなり、クマだけでなく色々な身体の不調を改善することができます。

予防4 アイクリームで目元ケアをする

紫外線や乾燥、スキンケアに気を配っていても、目元へのダメージを全て防ぐことは不可能です。

普段から目元ケアをしておくことで、目のクマを予防することができます。

 
アイクリームは目元専用の化粧品で、目のクマやシワ・たるみを予防・改善する効果があります。

目のクマができてからケアを始めると、改善までにある程度時間がかかりますが、毎日塗り続けることで目元の悩みを事前に防ぐことができます。

 
以上、目にクマができる原因と、すぐにできる対策を紹介しました。

短時間でできる対策も多くありますが、目にクマができやすい人は根本的な原因を知り、対策することが重要です。

 
以下では目のクマの対策ができるアイクリームを紹介しています。興味のある方はチェックしてみてください。

 

この記事のまとめ

  • 目のクマができる原因は、疲れや睡眠不足・外部からの刺激・目元の乾燥・加齢など
  • 目のクマをすぐに治すには、目元の血行改善や角質の除去・保湿が効果的
  • 目のクマができてから治すよりも、目のクマを予防する方が大切
  • 目のクマを予防するには、スキンケアの方法や生活習慣を見直し、紫外線を避けることが重要
  • アイクリームを使うことで、目のクマだけでなく、目元のシワやたるみも改善できる