【知っておきたい】アイクリームの目元への効果は?

アイクリームの効果

目元はその人の見た目年齢を左右するほど、重要なパーツです。

「目じりに小じわが出てきた…」「まぶたが少したるんでるかな?」と思ったら、すぐに目元ケアを始めましょう。

 
目元ケア専用の化粧品に、「アイクリーム」があります。

アイクリームには目元を美しく保つ効果があり、その手軽さから多くの人が利用しています。

 
ただアイクリームを利用するにあたって、具体的にどんな美容効果があるのか、事前に知っておきたいところです。

今回はアイクリームの目元への効果と、意外な使い方を紹介します。

(効果1)目元のシワが消える


アイクリームには、目じりや目の下にできるシワを改善する効果があります。詳しく見ていきましょう。

どうして目元のシワが消えるの?

目元のシワの原因は、肌の乾燥や加齢・紫外線によるダメージなどです。

肌が乾燥して細胞内の水分量が減ると、肌のハリが失われてシワになります。

 
また肌のハリを保つ役割をする「コラーゲン」や「エラスチン」は、加齢とともに減少し、紫外線によって破壊されます。

コラーゲンやエラスチンが減少すると肌がたるむため、シワの原因になるのです。

 
アイクリームには保湿成分やハリアップ成分が含まれており、目元のシワを原因から改善してくれます。

乾燥による小じわはもちろん、毎日塗り続ければ、加齢や紫外線ダメージによるシワも目立たなくなっていきます。

関連記事: アイクリームは本当に必要?ナイトクリームとの違いは?

目元のシワ改善で若見えする!

ある調査では、「人の年齢を判断するとき、どのパーツを見ている?」という質問に、6割近い人が「目元」と回答しました。

目元は顔の中でも特に年齢が出やすく、かつ人目に付きやすい部分です。

 
肌にハリがあって髪がきれいでも、目元にシワがあるだけで、若々しい印象は失われてしまいます。

逆に目元のシワさえ改善できれば、見た目年齢はぐっと若くなるのです。

 
「エイジングケアを始めたけど、目元はそんなに気を遣っていなかったかも…」という人は、アイクリームを使ってより若々しい印象を目指しましょう。

(効果2)目元のたるみがなくなる


年齢を重ねると、まぶたや目の下がたるんでしまいます。アイクリームは目元のたるみにも効果を発揮します。

目元のたるみが消える理由は?

目元のたるみは、目元のシワと同様に、肌の乾燥や加齢・紫外線によるダメージが原因です。

歳を重ねて筋肉がやせ衰えると皮膚が余ってしまうため、余計にたるみが目立ちます。

 
また顔のむくみも、目元がたるむ原因となります。「むくんでいる」とは、身体が余分な水分をため込んでいる状態のことです。

重さを増した顔の皮膚が重力によって垂れ下がり、たるんでしまうのです。

 
アイクリームに含まれる成分には、肌にハリを与える・緩んだ筋肉を引き締める効果があり、目元のたるみ改善を期待できます。

またリンパや血管の働きを改善して、余分な水分を押し流す働きをする商品もあり、むくみの改善に役立ちます。

たるみ改善で目が大きくなる?

「アイクリームを使って目が大きくなった!」という口コミを聞いたことはありませんか?

「まさか!」と思うかもしれませんが、これがあながち間違いではないのです。

 
目元の皮膚がたるむと、垂れ下がったまぶたが目を隠してしまいます。

そのため眠そうな、小さな目になってしまうのです。20代と比べると、60代では目の開き方が3割も狭くなると言われています。

 
もともと二重まぶたの人でも、まぶたがたるんで二重を覆い、一重まぶたになってしまう事もあります。

目元が重く、眠そうな印象を持たれやすい人は、目元のたるみを改善することで、パッチリと印象的な目元になれますよ。

関連記事: 眠そうなんて言わせない!腫れぼったい目をカバーするメイクは?

(効果3)目のクマを改善する


なかなか取れない目のクマに困っていませんか?アイクリームには、目のクマを改善する効果もあります。

なぜ目のクマに効くの?

目のクマは、血行不良や色素沈着、皮膚のたるみが原因です。これらの原因は、クマの色を見ることで判別することが可能です。

血行不良の場合は青黒いクマ、メイクや紫外線による色素沈着の場合は茶色っぽいクマ、皮膚がたるんで影ができると黒いクマができます。

 
アイクリームは、これら3種類すべてのクマに効果を期待できます。目元の保湿はターンオーバーを促し、色素沈着が改善します。

またハリアップ成分によって目元がハリを取り戻すと、たるみが原因で影ができていた黒クマも目立たなくなります。

 
青クマには血行を促す成分が役立ちます。またアイクリームを塗るときに目元のマッサージを行えば、より効果を実感できます。

クマをなくして第一印象を変える!

目元のクマは、「寝不足」「疲れ気味」という印象を持つ方が多いと思います。

しかし実際は「不衛生な人」「身だしなみに気を遣わない人」という印象を与えてしまう事もあるのです。

 
普段から顔を合わせる相手であれば、目のクマができていても「忙しいのかな?」程度の印象で終わります。

しかし初対面の場合、「忙しそう」よりも「規則正しい生活ができない人」「きちんとお化粧ができない人」といった印象が先行するケースもあります。

 
目の下のクマは、他にも「ストレスに弱い」「暗い性格」「苦労が絶えない」といった印象を与えます。

一度与えてしまった第一印象を覆(くつがえ)すのは難しいものです。

 
普段からしっかり目元ケアをして、常に印象の良い目元をキープしましょう。

目元ケア以外にも効果がある?アイクリームの使い方


アイクリームは文字通り、目元ケア専用の化粧品です。ところが目元以外にも、顔の色々な部分に使うことができます。

アイクリームのちょっと変わった使い方を見てみましょう。

眉間・額のシワへの効果は?

眉間や額にできるシワ、気になりますよね。

眉間や額のシワは、表情の癖だけでなく、目元のたるみも原因のひとつです。

 
先ほど「目元がたるむと目の開く幅が狭くなる」とお伝えしましたが、この時に目をしっかり開けようとすると、重いまぶたを持ち上げるために、額や眉周辺の筋肉を動かします。

眉間や額の筋肉が収縮する際、肌にしわができ、それが残ってしまうのです。

 
アイクリームは、眉間や額のシワに対して使うこともできます。

額の場合は肌がたるんでシワになっている場合が多いため、たるみを解消することで、自然とシワも目立たなくなります。

 
眉間にシワを寄せる癖がついている人は、アイクリームでのケアと同時に、この癖を治す練習もしましょう。

この癖がある人は、視力の低下やドライアイなど、何らかの問題を抱えている可能性もあります。気になる場合は眼科を受診してください。

 
ただし額に塗るとなると、アイクリームをかなり大量に使うことになります。

アイクリームは高額な商品が多いため、コスパで考えるなら、今使っているものより少し高めのスキンケア化粧品に切り替えた方が良いかもしれません。

関連記事: 手遅れになる前に!エイジングケアは何歳から始める?

唇のケアはできる?

乾燥して、唇がガサガサになっている人はいませんか?

「何度リップクリームを塗り直しても効果がない」「皮がめくれて血が出る…」という人は、アイクリームで集中的に保湿してあげましょう。

 
唇が荒れている人は、リップクリームが刺激となり、唇荒れを悪化させている可能性もあります。

アイクリームはさらさらした質感で、デリケートな目元にも使えるほど肌に優しい化粧品ですので、荒れた唇にも安心して使えます。

 
また意外なことに、唇用のケアクリーム(液状のもの)をアイクリームの代わりに使うことも可能です。

シワやたるみを改善する効果こそないものの、保湿効果が高いため、乾燥が気になる時に応急措置として使えます。

ここに注意!
スティックタイプのリップクリームは、目元ケアには不向きです。固いテクスチャーのものが多く、目元に負担がかかります。
参考

唇が荒れる原因と対処法美的.com

アイクリームでまつげは伸びる?

アイクリームを使っている人の中には、まつげまでしっかり塗り込んでいる人も多いようです。

しかし一般的なアイクリームには、まつげをボリュームアップするような成分は入っていません。

 
まつげのボリュームアップを目指す人は、アイクリームではなく「まつげ美容液」を使います。

まつげ美容液には「まつげを伸ばす成分」や「まつげにハリやコシを与える成分」が主に入っていますが、アイクリームにはこれらの成分は含まれません。

 
ただし、まつげにアイクリームを塗ったからと言って、まつげに悪影響はありません。

化粧品通販サイトの中には、まつげ美容液を「目元ケア化粧品」として、アイクリームと同じカテゴリーで扱っている場合もありますので、混同しないように注意しましょう。

 
以上、アイクリームの効果や意外な使い方について紹介しました。

目元の印象は、その人自身のを印象を変えます。アイクリームで毎日ケアをして、常に若々しい目元を保ちましょう。

 
以下では、オススメのアイクリームを紹介しています。興味のある方は参考にしてみてください。

 

この記事のまとめ

  • アイクリームは、目元のシワやたるみ・クマを改善する効果がある
  • 目元の印象は、人の見た目年齢や第一印象を左右する
  • アイクリームは、眉間や額のシワのケアに使うことができる
  • アイクリームは唇のケアに、液状の唇ケア用クリームは目元の乾燥対策に使うことができる
  • アイクリームには、まつげをボリュームアップする成分は含まれない