【危険】アイクリームで多い3大トラブルは?

アイクリームで多いトラブル

アイクリームは目元のシワやたるみ・クマなどを改善できる、人気の目元ケア化粧品です。

いつものスキンケアに加えるだけで、手軽に目元の悩みを改善できます。

 
しかし手軽に使える反面、使い方を誤ると色々な目元トラブルの原因となり、せっかくのお手入れも逆効果になってしまいます。

今回はアイクリームで多い3つのトラブルと、その解決方法を紹介します。

(トラブル1)目が腫れる

・(口コミ1)夜のケアでアイクリームを使ったら、翌朝目元がパンパンになった

・(口コミ2)アイクリームを使った直後に目元がヒリヒリと熱くなり、まぶたが腫(は)れてしまった

 
このように「アイクリームで目が腫れる」トラブルは、意外と多くあります。なぜアイクリームで目が腫れるのでしょうか?

アイクリームで目が腫れる原因は?

アイクリームで目が腫れるのは、「目元の皮膚への刺激による炎症」が原因です。

目元の皮膚は薄いため、少しの刺激でもすぐに炎症を起こして腫れてしまいます。

 
アイクリームを塗るときに目元の皮膚を引っ張ったり、クレンジングで強くこすった後にアイクリームを使用すると、目元が腫れやすくなります。

またアイクリームに自分の肌と合わない成分が入っていた場合、炎症の原因となる事もあります。

 
もし「赤みや痛みはないけれど、目元がパンパンになって重く感じる」のであれば、むくみが原因で腫れている可能性もあります。

ただし、むくみは睡眠不足や寝すぎ、塩分の取りすぎが原因で起こるので、アイクリームが原因ではありません。

アイクリームで目が腫れてしまったら?

アイクリームで目元が腫れてしまった場合、まずは目元に残っているクリームを優しく洗い流します。

洗顔後はタオルでゴシゴシこすらずに、優しく包み込むように水分を取りましょう。

 
症状が悪化する可能性があるため、洗顔後は他の化粧品であっても使わない方がベターです。

冷やしたタオルを当てるなどして、しばらく様子を見ましょう。赤みや痛みが強い場合は、皮膚科で受診してください。

 
赤みや痛みがなく目元がむくんでいる場合は、目の周りを優しくマッサージしましょう。

目元に温かいタオルと冷たいタオルを交互に当てると、血行が良くなってむくみを改善しやすくなります。

関連記事: アイクリームでは目元のむくみが取れないって本当?

アイクリームで目が腫れるのを防ぐには?

アイクリームを使用して目が腫れてしまう時は、まずその原因を突き止めましょう。

もし「強くこすってしまった」などの心当たりがない場合、アイクリームに含まれている成分が問題かもしれません。

 
アイクリームに含まれる添加物は、肌が敏感な人にとっては強い刺激となる事もあります。

また添加物以外の成分でも、ハイドロキノンやエタノールなどの成分が肌に合わない人も多いです。

 
他の化粧品でも肌トラブルを起こしやすい人は、肌荒れの原因と思われる成分を特定しましょう。

MEMO
自分に合わない成分が分からない場合は、皮膚科で相談してみてください。アイクリームに限らず、今後の化粧品選びが楽になります。

(トラブル2)肌荒れを起こす

アイクリームを塗った部分が肌荒れを起こし、乾燥してカサついたり、痒(かゆ)みが出ることもあります。

むやみに目元を触ってしまうと、症状が悪化する可能性もあるため危険です。

アイクリームで肌荒れを起こすのはなぜ?

アイクリームが原因で起こる肌荒れは、先ほどの「目元の腫れ」とケースと同じく、「肌に合わない成分」や「こする・引っ張るなどの刺激」が原因です。

特にアイクリームを初めて使う人の場合、念入りに塗り込もうとして、目元を強く引っ張ってしまうケースが多いようです。

 
目元を強く触りすぎると肌がダメージを受け、肌荒れを起こしやすくなります。

また肌荒れでバリア機能が弱まった肌に防腐剤などの強い刺激が加わって、肌が炎症を起こすケースもあります。

アイクリームで肌が荒れた時の対処法は?

アイクリームで肌荒れになった場合、まずは目元に残ったクリームを優しく洗い流します。

肌荒れが治まるまでは、アイクリームの使用は中断しましょう。

 
アイクリームが原因の肌荒れは、アイクリームの使用を中断することで自然に回復することが多いです。

肌のバリア機能を回復させるために、刺激の少ない化粧品でしっかり保湿しましょう。

 
ただし「痛みや痒みがある」「肌がただれてしまった」という場合は、皮膚科で診てもらう必要があります。

関連記事: 目尻のシワに保湿ケアは間違い?!正しい対処法は?

アイクリームによる肌荒れを防ぐには?

目が腫れた時と同様に、まずは肌荒れが起きた原因を特定しましょう。

アイクリームの成分による肌荒れが疑われる場合は、腕の内側でパッチテストをして、症状が出ないか確認してみてください。

 
女性の場合、体調やホルモンバランスの乱れによって、肌荒れを起こしやすい時期もあります。

アレルギー症状がなくても、元々肌が乾燥しやすい・肌荒れを起こしやすい人は、肌に優しい敏感肌タイプの商品に買い替えることをおすすめします。

 
またアイクリームの使い方も、再度確認しましょう。

アイクリームは化粧水等でしっかり保湿してから、優しく塗り込むようにしてください。

 
洗顔後にそのまま塗ると、滑りが悪くなり肌が引っ張られてしまいます。

参考

肌荒れの特徴と主な症例チョコラドットコム

(トラブル3)目が充血する

疲れ目や乾燥で、目が充血することがありますよね。

アイクリームで目が充血してしまった場合、どのように対処すればいいのでしょうか?

アイクリームで目が充血するのはなぜ?

目の充血は、眼球に何らかの刺激が加わった際に、目の血管が拡張することで起こります。

目に異物が入った時だけでなく、目の疲れや乾燥も充血の原因になります。

 
アイクリームは柔らかいテクスチャーのものが多く、たくさん指にとって塗ると、誤って目に入ってしまう事があります。

またアイクリームが目に入らなくても、不衛生な手指で目元を触ったり、目元を強くこすることも充血の原因になります。

 
アイクリームの成分が肌に合わないと目元に不快感が生じ、それがストレスとなって目が充血してしまう場合もあります。

アイクリームで目が充血してしまったら?

アイクリームに含まれる成分は、基本的には目に入っても問題ないものです。

しかし目の健康に害がなくても、目にしみれば痛みを生じますし、充血してしまうケースもあります。

 
アイクリームで目が充血してしまったら、水で十分に洗い流してください。

この時に、目の周りに塗ったアイクリームが目に入らないように注意が必要です。

 
しばらく様子を見て、痛みや痒みが引かない場合は眼科で受診してください。

アイクリームによる目の充血を防ぐには、手指を清潔にし、指やまぶたにクリームを載せすぎないように注意しましょう。

 
また目の粘膜ギリギリまで塗るのも、おすすめできません。

またアイクリームを塗る前に化粧水を使いすぎると、アイクリームが化粧水に溶けて、まばたきした際に目に入ってしまう事があります。

 
化粧水は肌になじむ程度で十分ですので、肌に水滴が残るほど使い過ぎないようにしましょう。

関連記事: その方法、本当に合ってる?化粧品の正しい使い方をおさらい!

結膜炎になる可能性も

アイクリームが目に入ると、「結膜炎(けつまくえん)」を引き起こす可能性もあります。

結膜炎とは、白目やまぶたの裏側を覆っている「結膜」が炎症を起す病気で、充血の他に痒みや目やになどの症状が出ます。

 
アイクリームが原因で起こる結膜炎は、アイクリームにアレルギーの原因となる成分が含まれていたり、不衛生な指で目元を触ってしまう事が原因です。

結膜炎が疑われる場合は、眼科で炎症を抑える点眼薬を処方してもらう必要があります。

 
結膜炎は軽度であれば数日で完治しますが、対応が遅れると1~2週間の治療が必要になります。

目の充血が何日も続いたり、痒みや目やにの症状がある場合は、できるだけ早く眼科を受診しましょう。

 
以上、アイクリームで多いトラブルについて見てきました。

アイクリームは色々な目元の悩みを改善できますが、使い方を誤ると目元を傷つけるなど、逆効果になってしまいます。

 
アイクリームを使うときは、購入した商品の使用方法をよく読み、正しい使い方を心掛けましょう。

 

この記事のまとめ

  • アイクリームで目元が腫れたり、肌荒れを起こした場合は、目元への刺激が原因
  • 目元への刺激には、「肌に合わない成分」や、「目元の引っ張りすぎ・こすりすぎ」がある
  • アイクリームで目元に腫れや肌荒れの症状が出た時は、肌に合わない成分が含まれていないかチェックする
  • アイクリームが目に入って充血すると、結膜炎になる危険性もある
  • アイクリームを塗るときは手指を清潔にし、目の粘膜近くには塗らないように注意する