「アイクリームを使ってみたいけど、どうやって選べばいいか分からない…」「安いアイクリームは効果がないって本当?」など、アイクリーム選びにお困りの方も多いと思います。
高いアイクリームを買えばそこそこの効果を期待できるのものの、同じ結果が望めるのであれば、安いに越したことはありません。
今回はアイクリームのコスパについて、見ていきましょう。
目次
コスパの良いアイクリームって何?
安いアイクリームを買って失敗はしたくないけど、できるだけ出費は抑えたいですよね。
そもそも「コスパの良いアイクリーム」とは、どのような商品を指すのでしょうか?
アイクリームの相場は?
アイクリームは手に取りやすいプチプラなものから、なかなか手が出せない高額なものまで、幅広い価格帯で販売されています。
3,000~5,000円程度の商品が多いものの、2,000円を切る商品や2万円を超す商品も数多くあります。
アイクリームの分量は1本あたり15~20gが多く、これは1か月に使う量の目安となっています。
「コスパ=プチプラ」ではない!
「コスパ」とは、「コストパフォーマンス」を略したものです。
必要な費用(コスト)と、それにより得られた効果(パフォーマンス)を比較し、低コストで高い効果が得られた場合、「コスパが良い(高い)」と表現します。
「コスパが良い=安い商品」と思われがちですが、実際は少し違います。
安い商品でも内容量が少なく、効果が低ければ「コスパが良い」とは言えません。
反対に少し高い商品でも、効果が高く大容量で長く使えるのであれば、結果的に「コスパが良い」ということになります。
アイクリームのコスパを考える際は、費用に対して得られる「効果」が、「自分の満足のいく効果」であることが重要です。
例えば、「たった1,000円で目元のシワが改善できます!」という商品があったとしましょう。
目元のシワに悩んでいた人にとっては「コスパが高い」と言えますが、目のクマに悩んでいる人にとっては必要のない商品です。
アイクリームを選ぶ時は、「コスパ最高!」といった売り文句に惑わされす、本当に自分の悩みを解決できる商品かを見極める必要があります。
関連記事: プチプラのアイクリームは効果がないって本当?
要注意!買って損するアイクリームは?
「人気のアイクリームを買えば間違いない!」「高い商品なら大丈夫でしょ?」といった思い込みは危険です。
コスパでアイクリームを選ぶ時は、以下の点に注意しましょう。
1.容量が少なくて安いだけの商品
アイクリームは1本あたり10~20gで、ちょうど1か月分の分量になっているものが多いです。
しかし安いアイクリームの中には、5g程度しか入っていない商品もあります。
他のアイクリームと比較すると安く感じますが、使い続けると結局は高くつく場合もあります。
プチプラのアイクリームを購入するときは、容量がどれくらい入っているか確認しましょう。
2.自分の欲しい成分が入っていない
「人気No.1!」「コスパ抜群!」といった売り文句にひかれて、アイクリームを買ってはいけません。
どれだけ人気のアイクリームでも、自分の悩みに合った成分が入っていなければ意味がありません。
特にプチプラのアイクリームの場合は、目のシワやクマなど特定の悩みに特化した商品が多いです。
「毎日塗り続けているのに、効果がイマイチ…」という人は、本当に自分の悩みに合った成分が入っているか、もう一度チェックしてみましょう。
3.自分の持っている化粧品と、同じ成分しか入っていない
すでにアイクリームを持っている人は、自分の化粧水や乳液・美容液と成分を比べてみてください。
もしアイクリームと同じ成分が他の化粧品に含まれている場合は、そのアイクリームは不要かもしれません。
先ほどもお伝えした通り、肌が受容できる美容成分の量は限られていますので、同じ成分を追加で送り込んでもあまり意味がありません。
普段のスキンケアにアイクリームを追加するのであれば、普段取り入れていない成分を含むものを探しましょう。
関連記事: 【アイクリーム】目元ケアで本当に必要な成分は何?
4.敏感肌の人は要注意
敏感肌や乾燥肌の人は、プチプラのアイクリームは肌に合わない可能性もあります。
今まで化粧品を使って肌荒れを起こしたことがある人は、少し高くても無添加の化粧品を選ぶのがおすすめです。
目元の皮膚は顔の他の部分よりも薄く繊細なため、少しの刺激でも赤みや痒(かゆ)みが出てしまう可能性があります。
もしプチプラのアイクリームを使う場合は、腕の内側などでパッチテストをしてから、目元に使うようにしてください。
コスパのいいアイクリームはどうやって選ぶ?
アイクリームをコスパで選ぶなら、単純に「安くて人気の商品」を選べばいいという訳ではありません。
コスパの良いアイクリームの選び方を見ていきましょう。
1日あたり何円で使えるかを確認
アイクリームをコスパで選ぶなら、本体の価格ではなく、1日(または1か月)あたり何円で使えるのかを比較しましょう。
アイクリームは約1ヶ月分の量(15~20g)で販売していることが多いですが、少し多めの1.5~2か月分の量で売っている、お得なものもあります。
また「1か月に何円までのアイクリームなら買ってもいいか?」と考えると、案外高価なアイクリームに手が届くこともあります。
以下の表は人気のアイクリームの、1日あたりの費用を比較したものです。
商品名/メーカー(内容量) | 税込価格 | 1g当たり価格 | 1日当たり価格 |
---|---|---|---|
キラリエ・アイクリームⅢ/CB(20g) | 1,980円 | 99円 | 66円 |
アイキララ/北の達人コーポレーション(10g) | 3,218円 | 321.8円 | 214円 |
エクストラセラム/アテニア(15g) | 3,291円 | 219.4円 | 146円 |
マキアージュ・リペアアイクリーム/アドバンスト・メディカル・ケア(15g) | 6,480円 | 432円 | 288円 |
B.A.ザ アイクリーム/ポーラ(18g) | 21,600円 | 1,200円 | 800円 |
1本あたりの価格が安くても、容量を加味すると高くつく商品もあることが分かります。
成分や対象を確認
アイクリームには、特定のお悩みに特化した製品や目元のトータルケアができる商品があります。
一般的には特化型のアイクリームの方が安いのですが、「シワもたるみも、クマも全部カバーしたい!」という事であれば、トータルケアできるアイクリームの方がおすすめです。
自分の持っている化粧品と同じ成分のアイクリームを使うと、アイクリームの効果が実感できない場合もあります。
気になる商品はお試しセットを活用!
「少し高めのアイクリームを使ってみたいけど、本当に効果があるのか不安…」という人は、まずはお試しセットを取り寄せてみましょう。
1週間分ほどのミニサイズの商品を、格安で購入できます。
サンプル商品の取り扱いはメーカーによって異なりますが、公式ホームページで購入できたり、ショッピングセンターの化粧品ブラントコーナーでもらうことも可能です。
色々な商品を試して、自分にとって一番コスパの良い商品を探しましょう。
関連記事: 【効果を高める!】アイクリームの塗り方は?順番・タイミングを解説!
口コミ情報を収集する
ネットで検索すると、色々なアイクリームの口コミを見ることができます。
化粧品専用の口コミサイトもあるので、気になる商品の評判を確認してみましょう。
ただし、販売者側が良い口コミばかりを投稿している可能性もゼロではありません。
良い評判だけを鵜呑みにすることなく、できるだけ多くの情報を集めましょう。
以上、コスパの良いアイクリームの選び方を見てきました。アイクリームを探しで迷っている方は、是非参考にしてみてください。
以下では人気のアイクリームを紹介しています。お得なサンプルを購入できる商品もありますので、チェックしてみてください。
- アイクリームは2,000以下~30,000円以上のものまであり、価格帯が広い
- 安いアイクリームは特定の悩みに特化したケアが、高価なアイクリームは目元のオールケアができるものが多い
- 安いアイクリームには添加物が多く含まれており、肌に負担をかけやすい
- アイクリームは価格だけでなく、容量や配合される美容成分にも気を遣って選ぶ
- サンプル商品を試したり、口コミを確認することも重要