【効果を高める!】アイクリームの塗り方は?順番・タイミングを解説!

アイクリームの使い方

手軽に目元ケアができるため人気のアイクリームですが、使い方や手順を間違えると、その効果を十分発揮することができません。

それどころか、逆効果になる可能性もあります。

 
あなたは自己流でアイクリームを使っていませんか?

アイクリームの効果を最大限に引き出すための、正しい使い方を確認してみましょう。

アイクリームはいつ使うのが良い?


アイクリームは一日の中でも、どのタイミングで使えばいいのでしょうか?

また化粧水や乳液と一緒で、毎日使い続けるべきなのでしょうか?アイクリームの使い方について、詳しく見ていきましょう。

朝と夜、両方使える

アイクリームは夜のスキンケアの時だけ使っている、という人も多いかもしれません。

しかしアイクリームは、朝のお化粧前のスキンケアでも使うことができます。

 
クリーム系の化粧品は、油分が多くベタベタしてメイクがのりにくいため、朝のスキンケアでは使わないことが一般的です。

しかしアイクリームは、さらさらしたテクスチャーのものが多いため、お化粧前に使用してもメイクが崩れる心配がありません。

 
外出先で乾燥や紫外線などのダメージを受けると、メイクの上からでも目元の小じわが目立ってしまいます。

お化粧の上からはクリームなどが使えず保湿ケアが難しいため、お出かけ前にアイクリームを使って、目元をしっかり保湿しておきましょう。

毎日使い続けないと意味がない?

「アイクリームを持っているけど、目元のシワや乾燥が気になる時にしか使わない」という人はいませんか?

アイクリームには保湿成分が含まれているため、目元トラブルが気になる時だけ使っても、すぐに効果が実感できるのは確かです。

 
しかしそれでは、せっかくのアイクリームを活かし切れていません。

目元トラブルには乾燥などによる一時的な症状もありますが、加齢やダメージの蓄積など、徐々に進行していく症状もあります。

 
アイクリームには、加齢やダメージの蓄積による肌トラブルを改善する成分が含まれています。とはいえ毎日取り入れなければ意味がありません。

また一時的な肌トラブルであっても、それを何度も繰り返してしまうと、肌にクセが付いて目元のシワやたるみが取れにくくなります。

 
目元のシワ・たるみが出始めてから慌ててアイクリームを使っても、すぐにシワ・たるみが消えるわけではありません。

毎日使い続けることで、目元トラブルを予防することが大切です。

関連記事: アイクリームで目元の乾燥を本当に防げるの?

アイクリームを使えないケースは?

アイクリームは目元専用の化粧品ですが、目元が肌荒れを起こしている時や、炎症が起きて痛みや痒(かゆ)みがある時は使うことができません。

アイクリームを塗ることで悪化する可能性もあるので、肌荒れや炎症がある場合は皮膚科で薬を処方してもらいましょう。

 
またアイクリームと似たもので「まつげ美容液」という化粧品もありますが、アイクリームとまつげ美容液は全く別のものです。

まつげ美容液入りのアイクリームもありますが、そうでない場合はまつげに塗ることはできません。

 
眼病の危険性もありますので、まつげの生え際や目の粘膜の近くにアイクリームを塗らないようにしましょう。

アイクリームを使う時の正しい順番は?


化粧水や乳液・クリームなど、スキンケア化粧品を使う順番って少し難しいですよね。

アイクリームの成分をしっかり浸透させるためには、どのタイミング・順番で使うのが良いのでしょうか?

化粧品を塗るときの基本は?

毎日のスキンケアで、化粧品をどの順番で使っていますか?

「『化粧水の次に乳液』までは分かるけど、後はなんとなくで使ってる…」という人も多いと思います。

 
スキンケア化粧品は、「水溶性→油性」の順番で使います。実はこの順番には、ちゃんと理由があるのです。

水性の化粧品は、肌の細胞に美容成分を浸透させる役割があり、化粧水や美容液がこれに当たります。

 
一方で乳液・クリームなど油性の化粧品は、肌の表面をカバーして、肌の水分や美容成分の蒸発を防ぐ役割があります。

この順番を守ってスキンケアをすることで、化粧品の成分が肌により浸透しやすくなります。

間違って油性の化粧品を先に使ってしまうと、後から使う水性の化粧品の成分がはじかれてしまい、スキンケアの効果が半減してしまいます。

 
アイクリームや他の化粧品の具体的な使用順は、以下の通りです。

朝、お化粧前のケアは?

お化粧前のスキンケアは、次のような順番で行います。

(人によって使っている化粧品の数や種類は違いますので、使っていないものは飛ばしていただいて大丈夫です。)

  1. 洗顔
  2. 導入美容液
  3. 化粧水
  4. 美容液
  5. 乳液・デイクリーム
  6. アイクリーム
  7. 日焼け止め
  8. 化粧下地

朝のスキンケアでは、アイクリームは乳液やデイクリームの後に使います。

「スキンケアの最後、メイクの前」という考え方で良いでしょう。

 
日焼け止めや化粧下地の後に使うと、アイクリームの成分が浸透しにくいだけでなく、メイクが崩れる原因になるので間違えないようにしましょう。

関連記事: 眠そうなんて言わせない!腫れぼったい目をカバーするメイクは?

夜、就寝前のケアは?

夜のスキンケアでは、アイクリームを使うタイミングが少し変わります。

  1. クレンジング
  2. 洗顔
  3. 導入美容液
  4. 化粧水
  5. 美容液
  6. 乳液
  7. アイクリーム
  8. ナイトクリーム

夜のスキンケアでは、アイクリームは「乳液の後、ナイトクリームの前」に使います。

 
朝のスキンケアではデイクリームの後にアイクリームを使いますが、ナイトクリームはデイクリームに比べて油分が多いため、アイクリームと順番を入れ替えます。

これに関しては、お持ちのナイトクリームやアイクリームのテクスチャーを確認して、「さらさらしている方を先に使う」ようにしてください。

 
また美容液タイプのアイクリームの場合は、「美容液の後、乳液の前」に使うのがおすすめです。

商品によっては使うタイミングを指定している場合もありますので、その際は各商品の説明に従ってください。

参考

使い方レッスン-ベーシックケアカネボウ化粧品

正しい塗り方でアイクリームの効果アップ!


アイクリームを使う順番が分かったら、次は「正しい塗り方」について確認してみましょう。

アイクリームの塗り方は?

アイクリームを塗るときは、目の上下数か所にクリームを点置きしてから広げます。

クリームを広げる時は薬指の腹で優しくなぞるようにし、軽く押さえて目元になじませましょう。

 
薬指は余分な力が入りにくいため、優しく塗り広げることができます。

指にクリームをとってから広げる方法だと、塗りムラができるだけでなく、塗り広げる時に無理な力がかかるため避けましょう。

 
目元全体にアイクリームがなじんだら、特に気になる部分に重ね付けしてください。

強くこするのはNG!

アイクリームを塗るときに、目元を強くこすったり、引っ張らないようにしましょう。

目元に強い刺激を与えると、シワやたるみの原因になります。

 
目元の皮膚は薄くデリケートなため、通常のスキンケアの時よりも特に注意する必要があります。

アイクリームを塗る量が少なすぎると、きれいに伸びず皮膚を引っ張ってしまう原因になるため、少したっぷり目に使うようにしてください。

MEMO
冬などでアイクリームが冷えて固くなっている時は、手の甲に出してから指で温め、柔らかくなってから使いましょう。

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マッサージしながら

アイクリームを塗るときは、目元を優しくマッサージしながら塗り広げましょう。

目元の血行が良くなることでクマの解消につながったり、ターンオーバーを促して肌のハリを取り戻す効果が期待できます。

 
目元をマッサージするときは、目頭や目じりにあるツボを軽く押さえてみてください。

蒸しタオルなどで目元を温めてから行うこともおすすめです。

 
ただし、あくまで優しく、余計な力を加えないように注意しながら行いましょう。

 
以上、アイクリームの正しい使い方・効果が上がる塗り方の順番について見てきました。

アイクリームで毎日丁寧にお手入れすれば、目元のシワ・たるみを未然に防げます。

 
アイクリームを使う際は、是非参考にしてみてください。

下記では人気のアイクリームを紹介していますので、こちらもチェックしてください。

 

この記事のまとめ

  • アイクリームは朝と夜、どちらでも使用できる
  • 乾燥やシワが気になる時だけでなく、毎日使い続けることが大切
  • アイクリームを朝使うときは、乳液やデイクリームの前に塗る
  • アイクリームを夜使うときは、乳液の後、ナイトクリームの前に使う
  • アイクリームを塗るときは強くこすりすぎないように気を付ける